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2015/04/02

Giuseppe Roma a Ostuni

Giuseppe Roma
アンティーク市を前後して行ったお店があります。
今回の旅で大変参考にした雑誌「旅」2008年9月号。
この雑誌でまだ見ぬプーリアへの想いをはせ、6年温めてようやくやって来られたのです。
その中に掲載されていたオリーブの木で作った調理器具を売っていらっしゃる工房兼お店、それがオストゥーニの旧市街にあるGiuseppe Romaでした。

7:00からオープンと記載されていたので、時差ぼけですっかり早起きの私はアンティーク市の前にいそいそとオープン時間に合わせて行ってみました。看板も何もないお店を見つけるのに苦労したけど、恐らくここだなという場所発見。でも扉はしっかり閉まってます。しばらく様子を見てみましたが、どうも開く感じはなさそう。

後でまた来てみることにして、近くの小さなオリーブオイルを販売するお店を覗いて少し買い物をしたり。そこで「あそこのGiuseppe Romaは何時頃に開くのかな?」と訊いてみたら、「お昼頃には開くんじゃないかしらー」とふんわりしたお返事。じゃあ後でまた来てみよう…と先にアンティーク市に行ってみたのでした。

そしてお昼頃にまた戻って来たのですが、まだ扉は固く閉まったまま。
どうしようかな…と少し途方に暮れていると、前方からゆっくりゆっくり歩いてくる一人の男性が。おぉ、あれはまさしく雑誌で見たGiuseppeさん!近づいて行って「Giuseppeさんですよね?日本からはるばる来ました〜」と言うと大変歓待してくれました。

一緒に工房に入り、色々見せてくれて説明してくれるGiuseppeさん。
お目当てのカッティングボードはあいにく一枚も在庫がなかったけど、リゾット用のおたま(右利き用、ちなみに左利き用もありました)と小さめのおたまを1本ずつ購入。


Giuseppe Roma
こちらは他の方のブログでも拝見していた光景。Giuseppeさんが次々と殻付きのアーモンドを割ってくれて、食べろ食べろと勧めてくれます(笑)。あまりにも多いので、そのほとんどを持ち帰らせてもらいました。
ご高齢のため、いつまでこちらで作り続けられるのか分かりませんが、次行ったときにはカッティングボード欲しいな。どうぞこれからもお元気で!