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2012/12/27

ご挨拶

Untitled by Casa dell'Albero
Untitled, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
先ほど年内発送のご注文を締め切らせていただきました。

今年も当店をご利用いただいたみなさま、このブログを読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。そんなみなさまにとりまして、来年が素晴らしい一年になりますように。

Casa dell'Albero 店主



※12月28日(金)から1月6日(日)まで年末年始休暇とさせていただきます。この間にいただきましたご注文商品の発送、ならびにお問い合わせへの返答は1月7日(月)以降となります。どうぞよろしくお願い申しあげます。

※※エクストラバージンオリーブオイルのSALE中です!GiachiのオイルもBENZAのオイルも全て40%オフ!まだまだ美味しいオイルを贅沢にお楽しみください。

ちょっと一休み

すっかり歩き疲れて、11月始めとはいえ日差しがあるとなかなか暖かいローマの昼下がり。こんなときにはバールで一杯に限ります。

ローマのいかにも観光地のバールやカフェといえば、なんだか悪名高いイメージがありますが、私は結構好きだったりします。カメリエーレたちが一生懸命なお店だったら当たり。冷たいビールとポテトチップスをつまみながら、道行く人を眺めているだけで幸せです。今夜もローマ料理を食べに行くので、これがランチ代わり。

Musei Vaticani

Musei Vaticani by Casa dell'Albero
Musei Vaticani, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
ぐーるぐる。

天井からの明かりが入って美しい。

Musei Vaticani

Musei Vaticani by Casa dell'Albero
Musei Vaticani, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
有名な絵画や彫刻などもさることながら、その建造物の内部の美しさも見所がいっぱい。私は出入り口の螺旋階段がとても素敵だなーと思います。

Musei Vaticani

Musei Vaticani by Casa dell'Albero
Musei Vaticani, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
ずいぶん昔に一度行ったバチカン美術館。そのときはさらっと回っただけだったので、今回特にローマで予定があるわけではなし…じっくりもう一度行ってみようよ!ということで朝からバチカンに行ってきました。シーズンオフということもあり、並ぶことなくささっと入れました。相方は日本語の音声ガイドも借りて準備万端!

じっくりと言ってもそれは巨大で膨大な展示物があるバチカン美術館。重要そうなところだけピックアップして音声ガイドの説明を聞きながらざくっと回ることになりました。それでも2-3時間ぐらいかかる。

途中修復作業の様子を発見。

2012/12/26

Torta

Torta by Casa dell'Albero
Torta, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
仕上げにしっかり甘いトルタをいただいて終了。質実剛健なローマ料理がいただけるお店です。大人気店なので予約は必須。ローマらしいお料理をいただきたいときにはぜひ。お勧めのお店です。

Armando al Pantheon
Salita Dei Crescenzi, 31
Roma

Tel. 06.68803034



※年内は12月27日まで営業します。27日の15:00までにいただきましたご注文商品は、年内に発送いたします。それ以降のご注文商品は年明け1月7日より順次発送いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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Puntarella

Puntarella by Casa dell'Albero
Puntarella, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
そして冬のローマといえば、プンタレッラ。アンチョビソースでいただきます(写真がボケボケですみません…)。

Saltimbocca

Saltimbocca by Casa dell'Albero
Saltimbocca, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
こちらもローマ名物サルティンボッカ。とにかく塩がきちんと効いているのがポイント。

Spaghetti alla carbonara

この旅最初のカルボナーラ。ローマは言わずと知れたカルボナーラ発祥の地。生クリームは使わず卵だけで仕上げた本場のカルボナーラは外せません。もちろんグアンチャーレの旨味もしっかり。

ローマ最初のごはんは、パンテオン近くのTrattoria Armando al Pantheonでいただきました。お店の人が男性ばかりで熱気ムンムンの店内では正統派ローマ料理がいただけます。

Hotel Locarno

Hotel Locarno, Roma by Casa dell'Albero
Hotel Locarno, Roma, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
このホテルは部屋はごく普通ですが、共用スペースのセンスがとてもよくて好きです。古い古い手動式のエレベーターもその凝ったデザインが素敵。そして朝食もとれる中庭のソファーや椅子もとっても好み。こちらで夕食の前にアペリーティヴォをいただいたりもしました。

夜遅くにはバンドも来たりして賑やか。私たちはこれからローマ最初の夕食です。

Hotel Locarno

Hotel Locarno, Roma by Casa dell'Albero
Hotel Locarno, Roma, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
Roma Tiburtina駅に着いたら、タクシーでこれから3泊するホテルまで移動。私たちが毎回ローマで泊まるのはHotel Locarnoです。もう何回滞在したか分からないくらいの勝手知った場所。

今回ちょっとレセプションの若い女の子が感じ悪くて、またびっくりするくらい要領の悪い男の子もいたりして(イタリア人は大抵要領はいい)不安を感じましたが、以前からいる一生懸命なおじさんも、貫禄のおばさんも健在でそこは安心。そしてベルボーイの男の子がものすごく気が利いていて、毎回顔を合わせるのが楽しみでした。

2012/12/25

panettone

panettone by Casa dell'Albero
panettone, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
やっぱりナターレにはPerbelliniのパネットーネがないと始まらない。少しずつ食べていたら、今年はクリスマスまでになくなってしまう勢いだったので、最後は我慢しました。今日最後のスライスをいただいて終了です。

※年内は12月27日まで営業します。27日の15:00までにいただきましたご注文商品は、年内に発送いたします。それ以降のご注文商品は年明け1月7日より順次発送いたします。どうぞよろしくお願いいたします。


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2012/12/24

buon natale!

Untitled by Casa dell'Albero
Untitled, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
素敵なクリスマスのアレンジメントをいただきました。今日はこれを囲んでクリスマスイヴを過ごしたいと思います。

ここ数年鶏の丸焼きを用意してましたが、今年は相方リクエストにより鴨にしました。大きいロース肉の塊を買ったので、今日は焼いてバルサミコソースでいただき、明日は鴨鍋にすることにしました。鴨づくしのクリスマスです。バルサミコソースといっても、アチェート・バルサミコのレッドラベルをかけるだけ。濃厚なバルサミコは特に火にかけたり煮詰めたりしなくても、十分立派なソースになります。甘酸っぱさが鴨とぴったりなのです。

みなさまもご家族やお友だちと素敵なクリスマスをお過ごしください。

Buon Natale!


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2012/12/21

italo

italo by Casa dell'Albero
italo, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
primaの車内はこんな感じ。私たち以外には一人しかいませんでした。…が、そのたった一人が私たちの座るはずの席に座っているってどういうこと(笑)?もちろん席は選び放題なので適当な場所に座ります。smartではありませんでしたが、primaクラス以上では車内で飲み物とスナックのサービスがあります。飲み物はスプマンテやワインなどのアルコールも選べます。スナックはEATALYのグリッシーニで、もちろん美味しい。列車は順調に快適に進みます。ローマまであっという間。


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italo

italo by Casa dell'Albero
italo, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
ミラノーフィレンツェ間は一人だったので、一番下のクラス、smartに乗りましたが、フィレンツェーローマ間は二人でゆっくり車内を楽しみたかったのと、早めに購入したので値段が安かったこともありひとつ上のクラス、primaに乗車しました。さらにこの上にclubというクラスがあります。

italo

italo by Casa dell'Albero
italo, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
到着したitalo。写真を撮らなきゃいけないわ、自分たちが乗る車両まで移動しなきゃいけないわでワタワタして撮った一枚。フェラーリ・レッドがよくわからない…(汗)。

italo

italo by Casa dell'Albero
italo, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
さて、時間になったのでCasa italoへ戻ります。イタリアの列車は発車ギリギリまでどのホームに入るのかが分からないのが常。乗客はじっと掲示板を眺めて番号が出ると一斉にホームへ移動します。国鉄の線路を借りて列車を走らせているitaloも同じこと。列車が入ってくるのと掲示板に番号が出たのはほぼ同じタイミングでした。

italoの券売機はこんなにお洒落。

2012/12/20

Parigine, crema di latte

フィレンツェに戻りレンタカーを返したら駅に向かいます。私たちの乗るitaloの出発までにはまだ2時間近く時間があったので、荷物を駅構内にある預け所に預けて、街中へ出ることにしました。相方が目をつけていた眼鏡屋さんに行ってフレームを買ったり、もう少しお菓子を買い足したりしながら時間を過ごします。パニーノでも買い食いしようかと思っていたのですが、あまりお腹が減らず断念。今回のフィレンツェ滞在中には一度もパニーノが食べられなかった…。これだけが心残りです。

フィレンツェには美味しいパニーノ屋さんがたくさんあるのですが、それと同じくらい美味しいジェラート屋さんが多いことでも有名です。相方と合流する前にこっそり私が一人で食べたのがこちら。Le ParigineのCrema di latteのParigineです。薄い薄いウェハースでミルクのジェラートをはさんだ素朴でなんだか懐かしい味。お店の前に牛の置物があるくらい、牛乳にはこだわりがあるようなお店なので、ミルクのジェラートの美味しさはお墨付き。サクサクのウェハースとミルクの風味がたまりません。大きさも選べて一番小さいこのサイズで1.5ユーロ。イタリアのジェラートはボリュームがあって…という方にもお勧めです。1.5ユーロの小さな幸せ。フィレンツェに行ったらぜひ!




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Villa Bordoni

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ここに到着するまでの道があまりにも難関で、一度宿に入ったらもう外に出たくなくなるという難点はありますが、たとえば暑い夏の昼下がりにプールサイドでゆったり本を読んで、お腹が空いたらパニーノを作ってもらって冷たい白ワインやスプマンテと一緒に頬張る…なんていう過ごし方をするには最適だと思います。

大きさもちょうどよく、家具などのセンスはすばらしく素敵で水回りは最新。パンが最高に美味しくて、スタッフはフレンドリーで親切。色々な意味で満たされること間違いなしです。トスカーナに滞在するときにはまた訪れたいと思います。後ろ髪を激しく引かれながらフィレンツェへ出発です。。

Villa Bordoni

Untitled by Casa dell'Albero
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そしてここのカプチーノは今までイタリアで飲んだどれよりも美味しかった。クレマがふわふわで温度も完璧で絶品。

Villa Bordoni

Untitled by Casa dell'Albero
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チーズもびっくりするぐらい美味しかった(手前のチーズは毎朝食べました)。

Villa Bordoni

Untitled by Casa dell'Albero
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とにかくパンの美味しい宿だったなー。。

Villa Bordoni

Untitled by Casa dell'Albero
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イタリア旅行記に戻ります(年内に終わるかしら…)。

夢のような数日を過ごしたこの宿ともお別れです。最後の朝食をいただいたら、フィレンツェに一旦戻って車を返すのです。

2012/12/19

minestra con pasta

minestra con pasta by Casa dell'Albero
minestra con pasta, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
昨日から始めたセールですが、予想以上に反響をいただいて嬉しい忙しさです。プリモリオの1000mlとスノッチョラートは完売となりました。その他のオイルも残りわずかのものがございますので、お気に入りのオイルはお早めにどうぞ!

普段はポツポツと入るご注文に対応している私ですので、このように一気にたくさんのご注文をいただくとバタバタしてしまいます。こんなときに数日前に作った牛すね肉のトマト煮込みのスープだけが残っていたのは、ラッキーでした。ショートパスタをほんの少し加えてパルミジャーノ・レッジャーノをしゃしゃっと削ったら、元気が出るお昼ごはんになりました。さ、荷造り荷造り。

2012/12/18

Saleのお知らせ


TOPページにてご案内しておりますように、今年の新油入荷前のSaleを始めました。まだまだ美味しいオイルを全て40%オフにてご提供いたします。

年に一度のお買い得です。この機会にご購入いただいて、普段は贅沢かなーと思って躊躇する揚げ物なんかにたっぷり使うのがお勧め。もちろん生でも十分美味しいオイルですので、そのままでもお楽しみいただけます。

商品によっては在庫が数本しかないものもありますので、気になるものがありましたらお早めにどうぞ!

2012/12/17

fagioli

fagioli by Casa dell'Albero
fagioli, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
そして、ビステッカのコントルノ(付け合わせ)といえばのファジョーリ(白インゲン)。運ばれてきたお皿にAlbertoがたっぷりプリモリオをかけます。甘くてホクホクの豆にトスカーナの大地の香りがするプリモリオがそれはもう最高に合って、これがメインでもおかしくないくらい美味しかった。今ならお皿かかえてスプーンですくってそのまま食べるのになー。このときはもうはちきれんばかりにお腹いっぱいで、泣きながら完食は諦めました。

もうドルチェが入る余裕はなく、エスプレッソだけで締めました。間違いなくこの旅一番の食事。

お店の方もとても感じがよく、そして何よりびっくりしたのがお借りしたお手洗い!今までイタリアで使ったどのお手洗いよりもきれいでした。なにもかも気持ちいいそんなお店です。グレーヴェ・イン・キャンティのこの広場には、他にも美味しいと評判のトラットリアなどがあるのですが、こちら大変お勧めです。グレーヴェ・イン・キャンティまではフィレンツェからバスも出ていますので、フィレンツェ滞在中には一度日帰りで訪れてみてはいかがでしょうか。

忙しい時期なのに、半日相手をしてくれたAlbertoに大感謝です。6年ぶりに会った彼は、やっぱり温かくて素敵なジェントルマンでした。一緒にお仕事をさせていただいていることに改めて感謝し、再開を約束してお別れしました。

わー、それにしてもお腹いっぱい!もちろんこの夜は何も食べられず。でもいろんな意味で満ち足りた気持ちで、トスカーナ最後の夜を過ごしました。

bistecca

bistecca by Casa dell'Albero
bistecca, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
外側はしっかり炭火で香ばしく焼かれ、中は柔らかくジューシーなレア。ビステッカのお手本のような仕上がりです。この旅2回目のビステッカでしたが、断然こちらのお店のが好みでした。噛めば噛む程味が出る、野性味はしっかりあるのにエレガントなそんなビステッカでした。今思い出しても頭の中が桃源郷…。

bistecca

bistecca by Casa dell'Albero
bistecca, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
美しく焼き上がってきました。

bistecca

bistecca by Casa dell'Albero
bistecca, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
パッパルデッレを食べていると、みなさんが召し上がるお肉はこちらですよーと持ってきてくれたビステッカ。迫力の厚みです。

Pappardelle al ragù di cinghiale

あかんあかん、パンとオイルでお腹いっぱいになっちゃうよ…と思いながらもあまりにも美味しくて手が止まりません。危ないところでパスタがやってきました。

先日煮込みでいただいたところですが、やっぱりこの季節のトスカーナでは外せないイノシシのラグーのパッパルデッレです。このパッパルデッレが美味しくて美味しくて。しっかりした小麦の香りが力強いソースに負けてません。もぐもぐ食べるパスタってやっぱり美味しいなー。

Giachi primolio!

Giachi primolio! by Casa dell'Albero
Giachi primolio!, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
Albertoが連れていってくれたのは、同じく広場に面したRistorante Giovanni da Verrazzanoでした。この日は晴れていて気持ちよかったのでテラス席で。

さっき美味しいサラミとシャンパンで前菜は終わらせたからねー、パスタから始めようか?と提案するAlbertoに異論はなく。オーダーは彼に任せます。

今朝作ったばかりのプリモリオを1本、彼は持参してくれていました。グリルしたパーネ・トスカーノが運ばれてくると、さっそくたっぷりかけていただきます。くーっ、たまりません。

2012/12/13

Antica Macelleria Falorni

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各種製品試食も盛大にさせてくれます。店内ではスプマンテから白・赤ワインをグラスでいただけるようになっていて(これは有料で、プリペイドカードを購入してそのカードをワインがボトルごと入ったマシンに入れてグラスでもらう仕組み。グレーヴェ・イン・キャンティの町中のエノテカでは、この方式がたくさんありました)、シャンパンいただきながら、パーネ・トスカーノにサラミをのせてぱくり。うぉー、美味しいー!これが立派なアペリーティヴォ(食前酒)とアンティパストになりました。お腹に少し入れたら、一気に空腹になってきたので、店を出て数歩のところにあるお店へ本格的ランチに行きますよー。

Antica Macelleria Falorni

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ここにもいました、ペコリーノ・トスカーノ!

Antica Macelleria Falorni

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パンチェッタも美味しくなっている途中です。

Antica Macelleria Falorni

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フラントイオ訪問の後はランチまでにまだ少し時間があったので、AlbertoがMontefiolalleという小さな城壁の町に連れていってくれました。グレーヴェ・イン・キャンティからぐんぐん急な坂を登った先にあるほんとにこれまた小さな町。ぐるっと1周徒歩で回っても10分くらいです。古い古い町なのですが、朽ちることなく今も普通に人が生活しているのに感動。イタリアにはそんな町がいくつもあります。

そんな素敵な散歩に連れていってくれた後は、グレーヴェ・イン・キャンティのチェントロへ。広場に面していくつかのお店やトラットリアがあるのですが、まずはその中の1軒のお肉屋さん、Antica Macelleria Falorniに入りました。ビステッカ用のお肉から各種いろいろなお肉が売っている中、自家製の生ハムやサラミ、そしてチーズなども揃うパラダイスなお店。天井にはこんな風に生ハム熟成中。

2012/12/12

olio nuovo!!

olio nuovo!! by Casa dell'Albero
olio nuovo!!, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
出てきたところのを受けてテイスティングさせていただきました。まるでクリームのよう。私はもちろんのこと、相方の感動っぷりはすごかった(その後どのオイルもこれと比べるので困りました…)。

フラントイオ種100%、フィルターにかける前の今年の新オイルです。

フラントイオ訪問

Untitled by Casa dell'Albero
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その後粉砕や撹拌、練りや分離などの行程を経て出てくる搾り立てのオイル!

フラントイオ訪問

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こーんなにピッカピカ。きれいだなー。

フラントイオ訪問

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洗浄後は…。

フラントイオ訪問

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運ばれて…。

フラントイオ訪問

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投入されるオリーブの実。

フラントイオ訪問

olive frantoio by Casa dell'Albero
olive frantoio, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
向かったのは、Giachiのプリモリオに使うオイルなどを搾油しているフラントイオ。30代の若い兄弟が経営している、最新鋭の器機が入るピッカピカのフラントイオでした。

搾油を待つ収穫したてのオリーブの実。これはトスカーナ特産のフラントイオ種。

Giachi社訪問

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そうこうしているうちに、Albertoが帰ってきました。二人の友人であるFrancescaもやって来て、ボトリングの説明などをしてくれます(Francescaが英語に通訳してくれた)。とっても賑やかなFrancescaのお陰で楽しく説明を聞きながら、懸案だった事項もその場で解決。よかったよかった。

とにかく忙しい時期だったので、さっさとお暇しようと思っていたのですが、Albertoが「この後フラントイオ(搾油所)を見に行こう、ランチは予約してあるからー」ということだったので、ありがたく案内してもらうことに。ここでFrancescaとは別れ、Francescoも社に残り、Albertoと3人で彼の運転する車で移動。

オリーブ畑

Untitled by Casa dell'Albero
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少し早く到着した私たちを迎えてくれたのは、弟のFrancesco。Albertoは早朝からフィレンツェに用事で行っていて、あと30分くらいで戻ると思うんだー。オリーブ畑とか見ててー。と出荷準備で忙しそうなFrancesco。そう、トスカーナは今オリーブオイル生産の最盛期なのです。もちろんお邪魔しちゃ悪い悪い…と、目の前に広がるオリーブ畑の中に入ってみました。土壌がふかふかでその豊かさが分かります。こんな土地で育ったオリーブの実だもの、トスカーナ産のオイルが最高級なのは分かるよねーと相方と言いながら歩きます。

Giachi社訪問

Giachi Oleari by Casa dell'Albero
Giachi Oleari, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
翌日は、これまた今回のメインイベント(一体いくつメインイベントがあったんだろう…)であるGiachi社訪問。実は6年ぶりの訪問になります。オリーブ畑が広がる道を抜けて、収穫する様子も見ながら到着したGiachi社。懐かしい〜。

2012/12/11

Altesino社

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多くのワイナリーがそうであるように、その場で気に入ったワインを販売してくれます。現地で買う価格はとてもお買い得な上、たくさん購入されたい場合は発送もしてくれるようですよ(送料は結構しますが…)。私たちがここで最も気に入ったのは、実はヴィン・サントでした。ヴィン・サントはトスカーナの甘いデザートワイン。同じくトスカーナ名物の固いビスコッティ、カントゥッチと一緒に食べるのが定番です。案内をしてくれたお嬢さんは、「カントゥッチと一緒に食べるのはO.K.なんだけど、決して浸して食べないでね」と念押ししてました(カントゥッチはヴィン・サントに浸していただくことが多いのですが、そうするにはもったいないぐらい美味しいヴィン・サントだということですね)。

ということで、ヴィン・サントを3本購入。夕刻が迫って黄金色に輝き始めたトスカーナの景色を抜け、宿に戻ります。

テイスティング

Untitled by Casa dell'Albero
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ含めて4種類テイスティングさせていただきました。やっぱり現地で味わうと違いますねー。ドライバーの相方は香りだけを楽しんでいましたので、私も口に含んでは吐き出す感じで(そして時々飲み込んで)。

Altesino社

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Untitled, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
出荷されるワインたち。これは特別仕様の箱詰め。

Altesino社

Untitled by Casa dell'Albero
Untitled, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
ランチ後に訪れたのは、モンタルチーノにあるワイナリー、Altesino社。私たちはワインは圧倒的にピエモンテ派(ネッビオーロ、ピノ・ネロ)なのですが、せっかくトスカーナに滞在するんだから、どこかひとつは行っておこうよ…と相方に提案したところ「モンタルチーノなら行ってみたい」とのことだったので、滞在しているキャンティ地区のワイナリーではなく、遠出になりましたがピエンツァ訪問やモンティッキエッロでのランチと合わせて、はるばるやって来ましたモンタルチーノ。

ちなみにこちらのワイナリーは、宿のコンシェルジュにお勧めされました。いくつか候補を挙げてくれた中から私たちが選んだのがAltesino社。予約時間より少し早めに着いたのですが、とっても可愛いデンマークから来たという若いお嬢さんが案内してくれました。

湿気のある空気の中で熟成中のワイン。その香りがたまりません。

2012/12/10

cinghiale in umido

cinghiale in umido by Casa dell'Albero
cinghiale in umido, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
そしてお店の方に勧められたイノシシの煮込みをシェアしました。滋味深く繊維のしっかりした猪肉はトスカーナの秋ならではのご馳走。添えられていたポレンタがこれまたむっちりして美味。

お店の方も大変感じがよく、ゆったりランチがいただけます。夜は地元の方で大賑わいになるそうですので、その雰囲気もきっと素敵でしょうね。

相方が一品目に頼んだスペルト小麦と野菜のスープが大変美味しかったので、食事をしているすぐ横で販売されていたスペルト小麦を買って帰ろうと手にしたら、お店のスィニョーラが「お店からのプレゼント!」とくださいました。おぉぉぉ、、最後にまた感激!このスペルト小麦を使った料理を作るときには、温かかったお料理とお店を思い出すことでしょう。

お腹も気持ちもホカホカしたところで、次の目的地に向かいます…。

pici al sugo d'anatra

pici al sugo d'anatra by Casa dell'Albero
pici al sugo d'anatra, a photo by Casa dell'Albero on Flickr.
いかにも田舎らしいオステリアは、軽くパニーノを食べているお客様もいらしたりして、使い勝手がとてもよさそうです。私はこの店に来たら絶対食べようと思っていた鴨肉のピチを。ピチはトスカーナ名物のうどんのように太くてモチモチした手打ちパスタですが、この辺りが本家本元。ソースはあっさりしているのに旨味たっぷり。そしてパスタそのものが小麦の香りがしっかりして、とっても美味しかった!