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2009/07/31

spaghettini con patè di pomodoro, pancetta e cipolla

イタリアからやってきたこのお皿
やっぱりパスタを盛りたいな、と思って作ったのがこちら。

エクストラバージンオリーブオイルでみじん切りにしたニンニクと唐辛子を
炒め、色づいてきたら薄切りの玉ねぎとパンチェッタを加えて炒めます。
そこにドライトマトのペーストとパスタの茹で汁を加え、ざっと混ぜ合わせ
たら茹で上がったスパゲッティーニを入れて和えます。
イタリアンパセリのみじん切りをかけて出来上がり。

旨みがたっぷりのパスタ。
手軽にささっと作れてお勧めです。

オリーブオイルは強い風味が特徴のGiachiのプリモリオを。

2009/07/28

焼きあなご


焼きあなご, originally uploaded by Casa dell'Albero.

毎年、母が誕生日プレゼントを送ってくれます。
だいたい数週間前に電話で希望を聞かれ、そのとき欲しいものを
伝えると、それをプレゼントにしてくれるのです。
ちなみに去年はスリッパでした。

今年も『何が欲しい?』と聞かれ、悩むことしばし。
というのも、今月は自分自身へのプレゼントと称してこんなの
買ったりして物欲が満たされていたからです。
『食べたいものとかでもいいよ』と言われて、思わず出たのが
『下村の焼きあなご!』でした。

神戸にいたときはしょっちゅう食べていた、この焼きあなご。
なによりも香りがすばらしいのです。
そのままあたためなおして、わさびをちょこっとつけて食べると
真夏でも熱燗が欲しくなる。
そして私にとっての王道の食べ方は、出汁とあなごの頭を入れて
炊きあげたご飯に刻んだ焼きあなごをちらし、蒸らしてから三つ葉も
加えて混ぜ合わせた『あなごご飯』。あなごの香ばしい香り、甘み、
旨みが凝縮された悶絶する美味しさです。

通販でも手に入るのですが、このたびリクエストしてみました。

そして誕生日当日の今日、届きました。
ふたを開けると冷蔵で届いたのに、ふんわり上がるあの香り。
あぁ、ひとつ年とってよかった。やっぱり誕生日は最高です。

そうこうしていると、義妹からプレゼントが届きました。家族愛を感じる一日です・・・。

2009/07/27

frittata di edamame e granturco

夏といえば枝豆にビール!ですよね。
また茹でたてトウモロコシも夏の定番。
どちらも子供のころから大好きでした(あ、ビールは違いますよ)。

茹でただけでもちろん美味しいのだけれど、ちょっと目先を変えて
こんなのいかがでしょうか。

茹でた枝豆とトウモロコシを混ぜ込んだフリッタータです。
パルミジャーノ・レッジャーノも入れて、エクストラバージンオリーブオイルで
焼き上げました。

ゴロゴロ入った枝豆とトウモロコシが楽しいです。
オリーブオイルはGiachiのプリモリオを使いました。
しっかりした風味のこのオイルで焼くと、他になにもいらない出来上がりに
なります。

2009/07/24

fedelini freddi ai ricci di mare

むしっとする夏には、どうしても冷たいものが食べたくなります。
しかも食事の始まりにこんな冷製パスタを出したら、気分盛り
上がっちゃいます。

ウにのパスタはシチリアでよく食べられる料理ですが、海水漬けの良質なウニは
火を通さずに生で食べたくなるのが日本人の性。

茹でたフェデリーニを氷水で締めて、エクストラバージンオリーブオイル、
レモン汁、塩、刻んだシブレットでさっと和えてお皿に盛ったらウニを
のせます。オリーブオイルの風味と爽やかなレモンの香り、アクセントの
シブレット、そこに生ウニの旨みが加わります。
よくお寿司屋さんでウニにレモン汁と塩をかけて出してくれることが
ありますよね。その味を想像していただければよいかと。

今回使ったオリーブオイルは、テヌータ・レ・セルヴェです。
素材の邪魔をしないのはもちろんのこと、パスタに旨みを加え
ウニなしでも美味しい冷製パスタではないかな、とふと思ってしまった
くらいです。さらに贅沢ができるなら、ウニの代わりにキャビアでも
相当美味しいでしょうね。

2009/07/23

happy birthday to me


happy birthday to me, originally uploaded by Casa dell'Albero.

私事なのですが・・・。
7月は自分の誕生月です。

いくつになっても結構誕生日というのは嬉しいもので、7月は今でも
大好きな月です。

そして『もうすぐ誕生日だから』という理由で、色々買い物をしてしまうのも
7月。物欲がそんなに強いほうではないと思っているのですが、一年の
うちでこの一ヶ月だけは財布の紐が緩むようです。

そんなときにこちらのサイトを見たりしちゃいけなかったのですが・・・。
やっぱり買ってしまいました。

イタリアからはるばるやってきたアンティークの器にカトラリー、そしてグラス。

毎年恒例になってしまいそうで、ちょっと怖い(笑)。

2009/07/21

pagro alla griglia


pagro alla griglia, originally uploaded by Casa dell'Albero.

イワシが3回も続いたのに、またまた魚料理です・・・。

今日は真鯛を使った簡単美味しい一品。

真鯛に塩をふってグリルし、エクストラバージンオリーブオイルと
レモンをかけるだけ。まったくもってレシピとは言えないですね。

白身のお魚のグリルには、本当にテヌータ・レ・セルヴェが合います。
少し淡白な魚がうっすらとこのオリーブオイルをまとうと、上品なのに
力強い風味になるのです。ぜひお試しいただきたい一皿です。

2009/07/17

pasta con le sarde


pasta con le sarde, originally uploaded by Casa dell'Albero.

イワシ料理のトリを飾るのは、やっぱりスパゲッティでしょうか。

シチリアらしい素材満載のパスタです。

イワシは一口大にして塩・コショウし、エクストラバージンオリーブオイルで
ソテーしたら取り出しておきます。
エクストラバージンオリーブオイルを入れたフライパンにニンニクを入れ
加熱し、色づいてきたら茹で上がったスパゲッティ、松の実、レーズン、
パスタの茹で汁を加え味をみて塩・コショウし、最後にイワシを入れたら
さっと全体を混ぜて皿に盛り、フェンネル(またはディル)をたっぷり
散らします。

イワシに本当によく合う各素材。
シンプルなのに奥深い一皿です。
オリーブオイルはGiachiのドルチオリオを使用。
もちろんシチリアのオリーブオイルも間違いなくぴったりです。

2009/07/14

sarde sott'olio


sarde sott'olio, originally uploaded by Casa dell'Albero.

あつつつつ・・・。
暑いですねぇ。
それでもクーラーつけずにがんばっています。
『汗かいてもいいねん』、この精神で。

さて、たくさん買ったイワシ。
ご存知のように足が早いので、さっさと加工してしまうことに。

保存食にもなるオリーブオイルとワインビネガー漬けにしました。
こちらの本を参考にして便利そうだなと思った一品です。

開いたイワシに塩をふり、30分ほどおいたら水気をよくふいておき、
鍋に適当に切ったセロリ、ニンジン、玉ねぎを敷き、その上に
イワシを並べて白ワインを注ぎ10分程ワイン蒸しにします。
容器にエクストラバージンオリーブオイルと白ワインビネガーを
入れて充分冷ましたイワシを入れ、イタリアンパセリの
みじん切りとスライスした玉ねぎを上に散らしたら出来上がり。

一晩置いたくらいから食べごろです。
上記のレシピで作ったら目が覚めるような酸っぱさだったので(私は好きだけど)、
レーズンを甘みで加えてみました。少しまろやかになって食べやすかった
です。数日持ちますので、保存できるアンティパストとしてお勧め。

酸味に弱い相方は、修行僧のような顔で食べてました。

オリーブオイルは、Giachiのドルチオリオもいいですが、今回は
コッレ・デル・ジャッキを使いました。少ししっかりめのオイルが
合うように思います。

2009/07/09

sarde al beccafico


sarde al beccafico, originally uploaded by Casa dell'Albero.

イワシがずいぶん安い値段で出回っています。
旬がきた!という感じですね。

ということで、しばらくイワシ料理が続きます。

まずはシチリア料理のsarde al beccafico。
beccafico(ベッカフィーコ)とは、シチリアに住む野鳥らしく
出来上がりの形がベッカフィーコに似ていることから、この
名前がついたそうです。どんな形の鳥だろ。

見た目よりちょっと手間がかかりますが、作り方を・・・。

1. ニンニク、イタリアンパセリはみじん切りにする
2. フライパンにエクストラバージンオリーブオイル、ニンニクを
  入れて色づくまで加熱する
3. (2)にイタリアンパセリ、パン粉を入れてパラパラになるまで
  炒め、ボウルに移して冷ます
4. (3)に塩・コショウ、レーズン、松の実を加え混ぜる
5. バットなどにパン粉を散らし、開いたイワシの皮目を下にして
  (4)の詰め物を上にのせ強く押し付けたら、尾のほうへ巻き
  こみ楊枝でとめる
6. 天板か耐熱皿にオリーブオイルを少し塗り(5)を並べ、
  200℃~250℃の高温で10分~15分焼く
7. 食べるときにレモンを絞る

レーズンや松の実が入ることで、ぐっとシチリアの風味がします。
どの食材も相性がよくて、とっても美味しい。
トマトソースも何もつけず、表面のカリッとしたところを楽しんでください。

オリーブオイルはやっぱりGiachiのドルチオリオがお勧めです。

2009/07/07

fritti di HAMO


fritti di HAMO, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ハモは神戸にいるころよく食べました。
昔は祖母が落とし(湯引き)にしてくれ、梅肉で食べたものです。
また、市場ではハモの皮を焼いたものがクルクルと巻いて
輪ゴムでとめられて売っていました。これを細く刻んで塩もみした
きゅうりと三杯酢で食べるのが、父の夏の楽しみでした。

高級魚のイメージがあるハモですが、料亭などで食べない限りは
そんなでもなかったような。祇園祭のころが一番美味しくなると
言われ、価格もそのころがピークになるようです。

今までで一番美味しい食べ方だったのは、大阪のおすし屋さんで
出してもらった『あぶりハモのポン酢かけ』。こんがり焼かれたハモに
ポン酢とねぎがかけてあり、それはそれは美味しかったです。
近くに住んでいたときには、夏の間に一度食べに行く贅沢を楽しんで
いました。

関西ではスーパーでも買えるハモですが、こちらに越してきてからは
あまり見かけることがありませんでした。・・・が、ここにきてデパ地下の
鮮魚売り場に骨切りされたハモが並ぶように。早速買ってきてグリルし、
ポン酢で食べました。

結構手軽な値段だったので、再度買ってきて作ってみたのがフリット。
一口大に切ったハモにセモリナ粉をまぶし、エクストラバージン
オリーブオイルで揚げます。熱々に塩をふりレモンを絞って。
中はふんわり、外はカリッとして中々いけます。
我が家の夏の風物詩にしよう。

揚げ油に使ったのは、Giachiのドルチオリオ
カラッと風味豊かに揚がりますよ。

2009/07/06

risotto con le vongole


risotto con le vongole, originally uploaded by Casa dell'Albero.

先月は家にこもっての作業が1ヶ月続きました。
頭が疲弊してくると、美味しいものを食べたくなります。
疲れてなくても食べたくなりますが・・・汗。

美味しくってすぐに出来るもの、ということで『アサリのリゾット』を作りました。

1. エクストラバージンオリーブオイルとニンニクのみじん切りを加熱し、
  ニンニクが色づいてきたらアサリを入れ、白ワインを加え蓋をして
  アサリの口が開いたら取り出し、殻から外しておく
2. (1)のアサリを取り出した後に残った出汁に水を加えてのばす
3. 鍋にエクストラバージンオリーブオイルを入れ、みじん切りの玉ねぎを
  加えてよくソテーし、米も加えたら透明感が出るまで炒める
4. (3)に(2)のブロードを少しずつ加えて煮ていく(ブロードは熱くしておく)
5. 米がアルデンテの状態になったら、アサリの身とみじん切りのイタリアン
  パセリ、味をみて塩・コショウを加える

アサリの旨みと香りを米が含み、アサリはふっくら。
イタリアンパセリが全体を引き締めます。しみじみ美味しいリゾット、
ぜひお試しください。

オリーブオイルは、魚介類に合うGiachiのドルチオリオを。

2009/07/03

garganelli al sugo di pomodoro e salsiccia

そして、やっぱりやっときましょう、トマトソースで。
サルシッチャ入りです。

サルシッチャとみじん切りの玉ねぎをエクストラバージンオリーブ
オイルでソテーし、トマトソースに合わせます。
ローズマリーとタイムも入れて。

美味しかったですが、サルシッチャのパスタとしては前回作った
これのほうが好みでした。

2009/07/02

garganelli con ricotta e zucchine

ガルガネッリ一品目、リコッタとズッキーニに合わせて。

この料理は、イタリアで料理学校に通っていたときに習ったもの。
リコッタを詰め物にしたパスタは既に授業で作っていたのですが、
ソースにするのは初めてのことで、その美味しさにビックリしたものです。
作り方はとても簡単。

1. フライパンにエクストラバージンオリーブオイルとみじん切りにした
  ニンニクを入れ弱火で熱する
2. ニンニクが色づいたらズッキーニの半月切りを加えてソテーする
3. ズッキーニが柔らかくなったら、リコッタとみじん切りのイタリアン
  パセリ、茹で上がったガルガネッリ、茹で汁を加えて和える
4. 味をみて、塩・コショウを加える

生クリームで作るパスタより食感が軽いのに、深い味わいがあります。
今ではすっかり我が家の定番料理になりました。

オリーブオイルは、香り高いGiachiのプリモリオがよく合います。

2009/07/01

garganelli


garganelli, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ガルガネッリは『鶏ののど』という意味。
エミリア・ロマーニャのショートパスタです。

手打ちでも簡単に作れるようですが、今回は乾燥を使って
2品作ってみました(ちなみに、手打ちで作るために先日
イタリア旅行に行っていた友人に頼んでニョッキの形成も
できる『rigagnocchi(リガニョッキ)』を買ってきてもらいました。
作るのが楽しみ・・・)。