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2009/12/25

pollo arrosto


pollo arrosto, originally uploaded by Casa dell'Albero.

トルテッリーニを食べた後、真打登場!
比内地鶏のローストチキンです。

焼いてる途中で新じゃがをころころと放り込んで
一緒に焼きました。

さすが比内地鶏。
特に技術を必要とせず、立派に一人でローストチキンに
なってくれました。
モモや手羽には良質な脂をたっぷり蓄え、ジューシーで
そしてしつこくありません。また秀逸だったのは胸肉。
しっとりした上品な柔らかさは感動ものでした。
胸肉大好きな相方絶賛。
鶏の脂を吸ったじゃがいもも美味しかった!

昨夜充分1/2羽以上食べて、今日は残りをほぐして
ルッコラと一緒にサラダ仕立てで食べます。
そしてシンプルなものが食べたかったので、最後に
スパゲッティ・アル・ポモドーロを。勝手にナターレの
終焉にふさわしい一皿ではないかと思っています。

そして、Casa dell'Alberoの今年の営業は本日で
終了です。一年間本当にありがとうございました。
来年は1月4日より営業いたしますので、お正月料理で
疲れた胃腸をオリーブオイルで癒しにきてください。

それでは、、Buon Natale e Felice Anno Nuovo!

店主

※12月26日~1月3日まで年末年始休暇とさせていただきます。

2009/12/24

pandoro


pandoro, originally uploaded by Casa dell'Albero.

毎日パンドーロ食べてます。
忙しいけどお腹が空いた・・・っていうときにはぴったりですね。

今夜はイヴ!
ワタクシ、一年で一番気合を入れて料理をする日です。
昨日はトルテッリーニ・イン・ブロードのために鶏がらや香味野菜で
ブロードを作り、トルテッリーニのリピエノ(詰め物)を仕込みました。
今日は朝一からパスタ作り。部屋の中が乾燥しているから、作る
そばから乾いてくるパスタと格闘しながらなんとかトルテッリーニ完成。
その後、昨日からオリーブオイルとニンニク、ローズマリーでマリネ
しておいた丸鶏をローストに。去年買ったお安めの鶏が大変残念な
出来上がりだったので、今年は奮発して比内地鶏を買いましたよ。
これで予算オーバーにつき、トルテッリーニとローストチキンでほぼ
ディナー終了・・・。ま、1.5kgの丸鶏を2人で2日で食べようってんだから
それ以外お腹に入る余地がありません。

ナターレ(クリスマス)が終わると同時に、当店も今年の営業を終了します。
年内配送のご注文は、明日25日、16:00まで受け付けておりますので
ぜひご利用ください!

『お節もいいけどパスタもね』
美味しいオリーブオイルでいかがでしょう。

※12月26日~1月3日まで年末年始休暇とさせていただきます。

2009/12/21

pandoro


pandoro, originally uploaded by Casa dell'Albero.

先日注文していたパンドーロが届きました。
いそいそと開けます。

ふわんと香るなんともいえない匂い。
付属の粉砂糖を振りかけて、袋の中でわさわさと揺すると
お化粧されたパンドーロが現れます。

イタリアのナターレ(クリスマス)菓子と言えば、このパンドーロと
パネットーネが有名ですよね。両方とも北イタリアでポピュラーな
ものですが、パンドーロは余分なものが一切入っていない
シンプルな生地なのに対し、パネットーネには砂糖漬けのフルーツ
などがたっぷり入っています。
去年はパネットーネを買ってみましたが、今年は気分を変えて
パンドーロ。どちらのお菓子も日持ちがするので(パネットーネのほうが
長いようです)、ナターレより少し前に購入し、当日まで少しずつ
食べます。朝ごはんにエスプレッソやカプチーノと一緒に、または
食後に。私は紅茶と一緒に食べるのが好きですが、甘口のスプマンテとも
好相性。ま、いつでも食べられるお菓子ですね。

少しずつナターレ気分を盛り上げていきます。

※12月26日~1月3日まで年末年始休暇とさせていただきます。

2009/12/18

gnocchi di batata al gorgonzola

じゃがいもで作るニョッキが最もポピュラーだと思いますが、
かぼちゃで作ったり、サツマイモで作ったりしても美味しいですね。
今回は鳴門金時でニョッキを作りました。
甘いサツマイモにとてもよく合うゴルゴンゾーラをソースにして。

ニョッキの作り方はこちらをご参考にしてください。
じゃがいもがサツマイモに変わっただけです。
違いはじゃがいもの場合茹でるところを蒸かすぐらい。

生クリームを温めてゴルゴンゾーラを煮溶かしたソースで
ニョッキを絡めて出来上がり。ピンクペッパーを添えて。

2009/12/11

pasta verde


pasta verde, originally uploaded by Casa dell'Albero.

忙しいこの時期には、簡単で美味しくて早く出来る料理が
うれしいですね。そんな条件を満たす一品ご紹介します。

フライパンにエクストラバージンオリーブオイルと潰したニンニクを
入れて加熱し、ニンニクが色づいたら取り出します。
そこにルッコラをたっぷり入れて、塩・コショウも加えさっとソテーします
(ルッコラはあっという間にしんなりするので、あまり炒めすぎないように)。
これをミキサーにかけてペーストにし、茹でたパスタを和えて皿に盛り、
パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかけたら出来上がり。

ジェノヴェーゼ・ペーストよりぐっと軽い食感なので、モリモリ食べられます。
色も鮮やかできれいで、ルッコラの風味も爽やか。ぜひお試しください。

オリーブオイルは、香り豊かなGiachiのプリモリオを!

2009/12/08

tagliatelle alla bolognese

もうほんとにあっという間に12月ですよ。
なんだか気ぜわしい・・・、でも特になにもしていない・・・。

大掃除もしなきゃならないし、年賀状も作らないといけないし、
なのにそんなことは後回しにして、パンドーロはネットできっちり
購入しているワタクシ。去年はパネットーネにしたのですが、
今年はパンドーロでナターレを祝ってみたいと思ってます。

ナターレ料理としましては、今年は正統派でトルテッリーニ・イン・
ブロードを作ろうかな、と思っているのですが、そんなエミリア・
ロマーニャ州の有名な料理、タリアテッレ・アッラ・ボロネーゼ。
香味野菜(玉ねぎ、セロリ、ニンジン)がたっぷり入るボロネーゼは
とってもやさしい味です。タリアテッレにからませて、パルミジャーノ・
レッジャーノもふんだんにかけて。しみじみ美味しいです。

2009/11/30

fedelini freddi con pomodori e basilico

すっかり冷え冷えな気候なのに、この料理を紹介していいのかと
自問してみる。でも、晴れた日中だとか暖房の効いた部屋だとかで
きーんと冷えたパスタを食べるのもオツなものです。

フルーツトマトを湯むきして一口大にカットし、バジルは細かく刻みます。
ボウルにトマトとバジルを入れ、エクストラバージンオリーブオイルと
心持ち多目の塩を加えて混ぜ、冷蔵庫でよく冷やしておきます。
パスタ(今回はフェデリーニ)を茹でて冷水にとり手早く冷やしたら
水気をよくよくきって、冷蔵庫で冷やしておいたトマト&バジルと和えて
出来上がり。

コツはパスタの水気をよくきること(ソースを吸収しやすくなります)。
そして塩は結構思い切って使うこと。少ないと味がぼけます。
パスタとソースはよく冷やすこと。パスタは冷やすことで締まるので
アルデンテより柔らかめに茹でてくださいね。

オリーブオイルは風味豊かなタイプがお勧めです。
私は以前コッレ・デル・ジャッキで作っていましたが、最近はプリモリオ
強さぐらいが好みです。

詳しい分量と作り方はこちら

ちなみに器は千鳥さんで購入したこのお皿。少量のパスタがとても映えます。

2009/11/24

polpettine al cumino


polpettine al cumino, originally uploaded by Casa dell'Albero.

最近イタリアでは料理に彩りを添えるより、そのものの色を
楽しもうといった傾向がみられることがあるのだとか。
イタリアンパセリの緑やトマトの赤などで、風味には関係ない
色を添えるのはやめようということですね。
もちろん、それらが色だけでなく味や香りに重要な役割を持つ場合は別です。

特に表現したいのが『茶色の美しさ』なんだとか。
私が中学生のときに、母が持たせてくれるお弁当が渋い茶色のおかずが
多くて、女の子としては赤や黄色が入ったかわいいお弁当を持っていきたい
と主張したことがあります。冷凍食品を使ってもいいからと嘆願したの
ですが、『美味しいと思うものしか入れない』母は、頑固に渋いお弁当を
作り続けたのでした。今では、それは最高に美味しいお弁当で、かっこ
よかったなと思います。ほんとに稀ですが自分で作るお弁当は茶色くって、
相方に色を指摘されますが、胸を張って『美味しいんだから』と言ってます。

この料理もそんな茶色の美しさが出た一品ではないでしょうか。
以前dancyuで見かけたレシピなのですが、簡単な上に美味しいので
頻繁に食卓にのぼります。

豚ばら肉の固まりを小さめに刻み、少し多目の塩と黒コショウ、そして
クミンシードを加えて粘りが出るまでよく混ぜ、小さく丸めてエクストラ
バージンオリーブオイルでこんがり焼くだけ。きのこ類を一緒に焼くのが
お勧めです。

塩がよく効いて赤ワインが進みます。クミンシードの香りも大人な感じ。
ポルペッタ(肉団子)といえばトマトソースで煮込むのがメジャーですが、
この塩味クミン風味もとっても美味しいです。ぜひお試しください。

オリーブオイルは風味豊かなプリモリオがおすすめ!

2009/11/17

spaghetti ai funghi


spaghetti ai funghi, originally uploaded by Casa dell'Albero.

もひとつきのこいっておきましょうか。

今回は肉厚シイタケで作ったきのこのスパゲッティ。
エクストラバージンオリーブオイルでみじん切りのニンニクを
加熱し、うっすら色づいてきたところにスライスしたシイタケを
投入します。茹でたスパゲッティ、茹で汁、塩・コショウを加え
和えたら刻んだイタリアンパセリも入れます。お皿に盛って
さらにイタリアンパセリを散らして出来上がり。

まいたけやエリンギなどでも美味しい。
キリッと冷えた白ワインとともに。

オリーブオイルはこれまたGiachiのプリモリオがばっちり合います!

2009/11/11

funghi al forno


funghi al forno, originally uploaded by Casa dell'Albero.

すっかり晩秋で、もう本格的な冬も目の前という感じになってきました。
実りの秋、収穫の秋。今年のイタリアのオリーブはとてもいいようです。
年末から続々と日本に入ってくるオリーブオイルも期待できそうですよ。

秋の味覚のひとつといえばきのこ。
肉厚でジューシーなきのこは食べ応えもあって、この時期よく食卓に
のぼります。今回はシイタケをオーブン焼きにしてみました。

シイタケのいしづきを落とし、軸を細かく刻みます。
かさの部分に刻んだ軸とパンチェッタを詰めエクストラバージン
オリーブオイルと黒コショウをかけ、オーブンでこんがり焼き上げます。
イタリアンパセリを散らしたら出来上がり。

パンチェッタの香ばしさにじゅわっと広がるシイタケの香りと旨み。
今の時期ならではの美味しいアンティパストです。

オリーブオイルは力強いGiachiのプリモリオがお勧め。

2009/11/10

お知らせ

二見書房から発行されました『スプーン2杯!新オリーブオイルダイエット』で、
日本で買えるおすすめオリーブオイルの1本としまして、当店のエクストラバージン
オリーブオイル、Giachi ドルチオリオが紹介されています。

オリーブオイルで健康に美しくなる要素満載の一冊。
ぜひ手にとってご覧になってください。

2009/10/30

apple crumble with vanilla icecream

たくさん届いた紅玉。
せっせとそのままで食べる以外に、いくつか加工もしてみました。

まずは焼きりんご。
芯をくりぬいたりんごにバター、レーズンを詰め、シナモンパウダーと
メープルシロップをかけてオーブンで焼きます。とろっと柔らかくなった
りんごにバニラアイスを沿えて。りんご大好き相方、大絶賛の一品でした。

次にクランブル。
小麦粉に細かく刻んだバターを加え、指先でぽろぽろになるまで
混ぜ混ぜ。そこに砂糖とくるみ、シナモンパウダーに刻んだローズ
マリーも混ぜます。いちょう切りにして蜂蜜をからませたりんごを
耐熱容器に敷き詰めその上にクランブルをかけてオーブンへ。
焼き色がついたら出来上がり。
底のりんごがとろっとして、上のクランブルはさくさく。ここにもバニラ
アイスをのせて食べます。

とにかく加熱したりんごとバニラアイスの相性は抜群ですね。

りんごラヴァーにとってはクランブルは少々邪魔だった模様。
単にりんごだけを食べたいってことですか、そうですか。

2009/10/29

mele!


mele!, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ちょっと前になりますが、紅玉を注文しました。
去年ふじを届けてもらって、りんごに興味のなかった私が
すっかり開眼。今年はまず紅玉も試してみました。

酸味があって果肉もしっかりした紅玉は、そのまま食べるのも
美味しいですが加工にとても向いているりんご。
今回は『焼きりんご』と『りんごのクランブル』に挑戦。

2009/10/27

pure'di patate con gorgonzola al forno

雑誌を見ていて作りたくなった一皿。

じゃがいもをゆでてマッシュし、熱いうちにゴルゴンゾーラと
黒コショウ、ほんのちょっとの塩を加えて混ぜ、セルクルに詰めて
オリーブオイルを塗った耐熱皿にのせます。
表面にパン粉をふりかけ、色づくまで焼いたら出来上がり。

ゴルゴンゾーラの濃厚な風味がたまりません。
赤ワインにぴったりのスターターですね。

2009/10/22

spaghetti alla bottarga


spaghetti alla bottarga, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ボッタルガが冷蔵庫に入っていると何だか幸せです。
細かくおろしたボッタルガはまずパスタに和えて、
仕上げに薄くスライスしたのを散らす。
間違いなく白ワインにぴったりですね。

オリーブオイルは、Giachiのドルチオリオを使いました。
濃厚なボッタルガの風味にも負けていません。

2009/10/19

pasta in bianco


pasta in bianco, originally uploaded by Casa dell'Albero.

オリーブオイルをテイスティングするには、まずはそのまま
テイスティンググラスに注いで直接味を確かめますが、他にも
パンにつけたり、茹でただけのジャガイモにつけたりしても
よく分かります。

私はよくスパゲッティにオリーブオイルと塩をかけて、その風味を
味わいます。温かいものに触れると香りが立つオリーブオイル。
これ以上ないシンプルな食材に合わせることで、オイルの力量が
よく分かる方法です。

それにパルミジャーノ・レッジャーノと挽きたての黒コショウを加えた
パスタ、pasta in biancoは料理として成立したもの。
訳すと『パスタの白仕立て』みたいな感じでしょうか。
メニューにはありませんが、頼むと出してくれるレストランもあるのだとか。

シンプルすぎて料理と呼んでいいのか疑問なところですが、美味しい
ものが集まると何もしなくても、ただただ美味しさが増すのだということを
再認識させてくれる一皿です。

今回はジェヌイーノリオ・ビオロジコをたっぷりかけていただきました。
ムーンと昇ってくるオリーブオイルの香り。無言で食べてしまう美味しさです。

2009/10/13

peperone farcito


peperone farcito, originally uploaded by Casa dell'Albero.

イタリアの中で一番好きなピエモンテ。
海に面していない州なので、もっぱら肉肉した料理が主ですが、
やっぱりピエモンテに住む方だってたまには魚も食べたかったの
でしょうね。ツナのオイル漬けやアンチョビは結構使われます。

ツナのオイル漬けにマヨネーズやケイパー、アンチョビなどを
合わせて仔牛肉にかけたvitello tonnatoはピエモンテの定番
アンティパスト。お店によってツナソースが微妙に異なるので
毎回楽しめた一品でした。

そのツナのオイル漬けを使った『黄パプリカの詰めもの』。
低温のオーブンでじっくり火を通したパプリカに、ツナ、アンチョビ、
ケイパー、イタリアンパセリ、塩、白ワインビネガー、そしてエクストラ
バージンオリーブオイルを合わせて和えたものをのせて巻き込みます。
肉厚な黄パプリカになんだか懐かしい味がするツナの風味。
どこかほっとする美味しさです。

この料理にお勧めするオイルはジェヌイーノリオ・ビオロジコ
しっかりした風味と繊細さを持ち合わせたオイルがぴったりです。

2009/10/08

melanzane alla parmigiana

現在横浜は、晴れているものの強風が吹いています。
ベランダにあるあれやこれやが倒れたり、転がったりしていますが
しばらく直すのは諦めました。一度戻してみたのですがあざ笑うように
再度転倒。なすがままで収まったら片付けたいと思います。
これから東北のほうに向かうようですが、進路にお住まいの方は
くれぐれもお気をつけください・・・。

さて、秋茄子は嫁に食わすなというぐらい美味しいもの。
考えたら怖いことわざですが、茄子は体を冷やすのでやさしいお姑さんが
心配して言ったとも聞きます。ま、美味しい茄子はお姑さんもお嫁さんも
食べたいですよね。

焼き茄子にしてもよし、油で炒めてウスターソースをかけてもよし、
トマトソースで和えてパスタにしてもよし・・・の茄子ですが、私にとって
一番好きな食べ方はこれかもしれません。

イタリアの料理学校で習ったときには茄子をオリーブオイルで揚げ焼き
しましたが、どうしてもしつこくなるので私はグリルパンでグリルしています。
スライスした米茄子に塩をふり、出てきた水分をふきとっておきます。
それにエクストラバージンオリーブオイルを少しふりかけ、グリルパンで
両面グリルし、エクストラバージンオリーブオイルを薄く塗った耐熱皿に
茄子・トマトソース・モッツァレッラ・パルミジャーノレッジャーノの順に重ねて
一番上にはイタリアンパセリのみじん切りを散らします。
オーブンで焼いてできあがり。

肉厚でジューシーな茄子、とろけるモッツァレッラにパルミジャーノの
香り、トマトソースの酸味と甘みが相まってそれは美味しいアンティパスト。
トマトソースはパスタで使用した残りで充分です。作ったときに少しとって
冷凍しておけば便利ですよ。

2009/10/05

gnocchi con pomodorini, basilico e mozzarella

大変久しぶりの更新です。
なんだかよくわかりませんが、ここしばらくバッタバッタしてました。
オリーブオイルが入荷したからでしょうか、それともパソコンの動きが
遅いからでしょうか・・・。

このニョッキのその後です。
小さなトマトとバジリコ、モッツァレッラと一緒に。
ふわっ、ちょっとだけもちっとしたニョッキは大好きなもののひとつ。

オリーブオイルは・・・やっぱりGiachiのプリモリオが一番合いますかね。

2009/09/29

Genuinolio biologico


Genuinolio biologico, originally uploaded by Casa dell'Albero.

今年、Giachi社がついにビオロジコ(有機栽培)のエクストラバージン
オリーブオイルを製造開始しました。

今回試しに少量輸入。
それがこのGenuinolio biologico(ジェヌイーノリオ・ビオロジコ)です。
今年生産を開始しただけあって、ラベルもなんだか洗練されています
(他のGiachi製品のラベルはクラシック・・・)。

使用されているオリーブの実はモライオーロが60%、フラントイオが30%、
残りの10%はレッチーノやペンドリーノなどです。これらのオリーブの実は
全てビオロジコです。

早速テイスティング。
香りはもちろんトスカーナの主要品種を使っているので、グリーンの香り。
決して強すぎることはありません。サラサラと流れるオイルはとても
なめらかで、まろやかな風味。ほんの少し苦味を感じ、後味に少しぴりっと
した辛さがありますが、全てにおいて穏やかでやさしい。
オリーブオイルに力強い風味は欲しいが、刺激は強すぎないほうがいいと
いう方にはぴったりだと思います。

どんな料理にも合うオールマイティなオイルですが、まずはやっぱり
生で味わってほしいです。パンにたっぷりつけて。グリルした野菜に
たっぷりかけて。温かい料理にふれて立ちのぼる香りを感じてください。

このオイル、今回は試しに入れてみたので大変少量しか入っておりません。
ですので、ご注文はショッピングページからではなく、メールまたはお電話
のみで承らせていただきます。また、この商品のお支払いは代金引換、
または銀行振込とさせていただきます。

Giachi ジェヌイーノリオ ビオロジコ 500ml: 1本¥3,150(税込)

ご希望の方はお手数ですが、下記連絡先までご連絡ください:

担当:笠木
メール: info@casadellalbero.jp
電話: 045-453-0245

今年製造開始したところですが、早速スペインのコルドバで開催された
ビオのエクストラバージンオリーブオイルコンテストで、銀賞を受賞した
オイルです。Giachiのオイルが好きな方にも、まだ試したことがない方
にもぜひ味わっていただきたいオイルです。

ご注文・お問い合わせお待ちしております!

2009/09/28

入荷しました!


大変お待たせいたしました。
Giachiのプリモリオとドルチオリオの1000mlが入荷しました!
こちらでお買い求めいただけます。

今回入荷しました1000mlボトルは、最近の形状ではなく以前
取り扱っておりました大き目サイズになります。
使い慣れていらっしゃった方々には申し訳ございません。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。

今回は、Giachiの新しいエクストラバージンオリーブオイルも
試しに少量入れてみました。その商品のご紹介については
後ほど・・・。

2009/09/18

gnocchi di patate


gnocchi di patate, originally uploaded by Casa dell'Albero.

次はこれまたたくさんあるトマトを使った料理を作るべく、
まずはせっせとニョッキ作り。せっせせっせ・・・。

ニョッキの作り方はこちら

2009/09/16

すだちそば

たくさんもらったすだちで、まず作ったのがこちら。

すだちのスライスをたっぷりのせた冷たいおそばです。
出汁にもすだちの絞り汁を入れました。
体中がすうっとする爽やかさ。

このおそばは、以前ネットで写真を見かけてそのビジュアルに
引かれ、いつか作ってみたいと思っていたもの。
今回たくさんのすだちを頂いたので、存分に使ってみました。

美しさを際立たせるためにも出汁は透明感を大事にしてみて
ください。薄口醤油を使うのがお勧めです。
冷やして食べるので、味はしっかりめに。

2009/09/14

sudachi & pomodorini


sudachi & pomodorini, originally uploaded by Casa dell'Albero.

友達が自家菜園で採れたすだちとミニトマトをたくさん
送ってきてくれました。

箱を開けた途端に目に飛び込んでくる鮮やかな緑と赤。
たっぷり贅沢に使って料理したいと思います。

いつも本当にありがとう。

2009/09/11

お知らせ


Giachiのプリモリオ1000mlが品切れとなりました。
9月中には入荷予定ですので、しばらくお待ちくださいませ。
同じく品切れ中のGiachiドルチオリオ1000mlも一緒に
入荷します(500mlはどちらも少量ですが在庫がございます)。

予約も受付いたしますので、ご希望の方はメールにて
ご連絡ください。

担当:笠木
info@casadellalbero.jp

2009/09/10

spaghettini alle vongole con pomodorini

9月17日号・週刊文春のコーナー、『今週のBEST10』(50ページ)で
おいしいオリーブオイルが特集されており、当店のエクストラバージン
オリーブオイル、Giachiのドルチオリオが第5位で紹介されています。
オリーブオイルに造詣が深い方々が選んだオリーブオイル。
説明や他のオリーブオイルの紹介も大変興味深いので、ぜひご覧ください!

何だかカラフルなものが食べたくなって、ヴォンゴレスパゲッティに
小さなトマト、アイコを入れてみました。
ロケット型のフルーツトマト、アイコは皮が気にならないのが特徴。
ヴォンゴレを作る要領で、最後に半分に切ったアイコをコロコロと
入れます。少し加熱して、トロッとしたらスパゲッティーニを入れて
出来上がり。プチッと口の中ではじける甘みとかすかな酸味が
とっても美味しい。爽やかな一皿です。

オリーブオイルは、前述のドルチオリオがぴったりです!

2009/09/07

torta di mele alla crema

相方が大変イマイチなリンゴを買ってきました。
私はそんなにリンゴ好きではなく、よっぽど美味しいのが
手に入ったときぐらいしか食べません。

皮をむいているときからあまりリンゴのみずみずしい香りが
しない・・・。買ってきた人に夕食後出してみたものの、本人も
黙ってしまうイマイチさ。

そこでいいこと思いついたかのように目をキラキラさせ、
『これでアップルパイ作ったらどないやろ?』と無邪気に言ってきました。

えっと、それは私にパイを焼けと?イマイチリンゴのために??

それでも無駄にはしたくなかったので、冷凍パイシートでも
買ってきてアップルパイ焼くかな・・・と考えながら昔の
レシピ帳をペラペラめくっていると、イタリアの料理学校で
習ったお菓子、リンゴとカスタードのトルタ発見!

確か美味しかったはず、、と思いながら作ってみました。
バターの量に少々おののきながら。

・・・これがよかったのです。
リンゴ買ってきた張本人大絶賛の出来。
ちょっと後ろめたくて褒めちぎったとも言えますが。
『やっぱりこのリンゴ美味しかったんや』の一言は全否定しておきましたけどね。


翌日の朝食にエスプレッソと一緒に食べたら、何だかイタリアに
いる気分になりました(あぁ、行きたい・・・)。

2009/09/04

marinata di melanzane


marinata di melanzane, originally uploaded by Casa dell'Albero.

そろそろナスが美味しい季節になってきましたね。

イタリアでもよく食べられるナス。
モッツァレッラとトマトソースを重ねて焼くナスのパルミジャーナは
大好きな一品。また揚げ焼きにしたナスを使ったトマトソース、
ラ・ノルマは飽きのこない美味しさです。

今回は保存食になるナスのマリネをご紹介します。
作り方はとっても簡単。

1. ナスはへたを落とし縦に3~4等分くらいにする
2. グリルパンで焼き目がつくまで両面こんがり焼く
3. エクストラバージンオリーブオイルとバルサミコを
  2:1の割合で混ぜ、スライスしたニンニク、塩・コショウを
  加えて、(2)の焼いたナスを熱いうちに漬け込む
4. 粗熱がとれたら冷蔵庫に入れて1~2時間後くらいから
  食べごろ

しばらく持ちますので、少し多目に作ってとりあえずのアンティパスト
にすると便利です。オリーブオイルとバルサミコ、そしてニンニクの
香りを吸ったじゅわっと美味しい一品です。

オリーブオイルはGiachiのプリモリオ、バルサミコはしっかり
した酸味のイエローラベルがお勧め。

2009/09/02

じゃことしば漬けの焼き飯

久しぶりに和食なぞ・・・。

日本酒や焼酎を飲みながら、お刺身や冷奴などの肴をつまんで
家庭居酒屋を楽しんだ締めに最適な一皿です。

ごま油でちりめんじゃこを炒め、温かいご飯を加えてさらに
炒めます。細かく刻んだしば漬けを入れて、最後に小口切りの
ねぎを加え醤油を少し垂らしたらざっと混ぜて皿に盛り、ごまを
ぱらぱらとかけて出来上がり。ねぎの代わりに刻んだ大葉でも美味しい。

仕上がりはぱらぱらチャーハンではなく、全体にまとまった感じ。
お箸で少しずつ食べながらまたお酒が進みそうです(あぁ・・・締めのはずが)。

お皿は千鳥さんで手に入れたアンティークから型をとったという少し
小ぶりのもの。今回の焼き飯の量にとてもよく合いました。

2009/08/31

夏が終わる・・・


blueberry frozen yogurt, originally uploaded by Casa dell'Albero.

今日で8月も終わり。
選挙も終わって、関東地方には台風が近づく月曜日。

過ぎ行く夏を惜しみながら、ブルーベリーで作ったフローズンヨーグルトを。
少し乳脂肪多目のプレーンヨーグルトをざるなどに移して水気をよく
きっておきます。そこに蜂蜜とミキサーにかけてピューレ状にした
ブルーベリーを加えて混ぜ、冷凍庫へ。2時間程たったら取り出して
ブレンダーなどでガーっと攪拌し、再度冷凍庫へ。これを2~3回繰り返し
出来上がり。

前回マチェドニアを作ったときに残ったブルーベリーを使い切りたくて
作ったデザートなのですが、程よい酸味と甘みが美味しかったです。

今日みたいに肌寒い日にはちょっとブルッとしますね。

2009/08/27

spaghetti al pomodoro e basilico

鎌倉市農協連即売所で買ってきたトマトとバジルを使って
フレッシュトマトのスパゲッティを作りました。

トマトは湯むきしてカットし、バジルは刻んでおきます。
みじん切りにしたニンニクをたっぷりのプリモリオで色づくまで
炒め、トマトとバジルの半量を入れてトマトが少し崩れるまで
炒め煮し、塩・コショウを加え
ます。

茹で上がったスパゲッティと残りのバジルを加えてさっと和えたら
出来上がり。フレッシュなトマトの香りを楽しむためにパルミジャーノ
はかけないほうがいいかと思います。

トマトの水煮をよく煮込んで作る濃厚なトマトソースも大変美味しいですが、
こんな甘くて力強い味のフレッシュトマトが手に入ったらぜひ作りたい
ソースです。

2009/08/26

鎌倉野菜


鎌倉野菜, originally uploaded by Casa dell'Albero.

最近よくテレビでも登場する『鎌倉市農協連即売所』に行ってきました。
横浜から電車で30分の鎌倉。
越してきてすぐはうれしがってよく行ったものですが、今回は久しぶり。

駅からすぐの即売所はそんなに大きくありませんが、各農家のみなさんが
出店しています。ここの特徴は、珍しい西洋野菜が多いことでしょうか。
私も見たことないイタリア産の小さなカボチャだとか、フェンネルまるごと
とか、ルバーブだとかが並びます。

とっても香りがよくてみずみずしいバジルにローズマリー、かわいい
赤唐辛子、ズッキーニに形は悪いけど美味しいらしいトマト、そして
前述のイタリア産カボチャなどを買ってきました。
これだけで800円くらいですかね。

その日の夕食にカボチャを薄くスライスしてエクストラバージンオリーブ
オイルでじくじくと炒めてみました。お芋のように甘くて美味しかったです。
ローズマリーは刻んでサルシッチャと混ぜ、ズッキーニに詰めて
オーブン焼き。そして、トマトとバジルでフレッシュなトマトソースを作り
スパゲッティに絡めて。これは悶絶の美味しさでした。

2009/08/25

spaghetti con polpo e peperoncini dolci

この夏、万願寺唐辛子にはまってまして・・・。
今さらながら美味しさに目覚めたようです。

焼き網で焼いて、鰹節と醤油をぴらっとかけても美味しいし、
ジャガイモと一緒にオーブンで焼いても美味しい。

そして次にやってみたのがこちら。
エクストラバージンオリーブオイルでみじん切りのニンニクと
赤唐辛子を炒め、そこに大きめに切った万願寺唐辛子と
タコを入れました。茹で上がったスパゲッティと和えたら出来上がり。

タコと万願寺唐辛子がよく合いますね。
甘いペペロンチーニ(万願寺唐辛子)に辛いペペロンチーニ(赤唐辛子)と
いう組み合わせも楽しい。

オリーブオイルはGiachiのドルチオリオがぴったりです。

2009/08/21

macedonia


macedonia, originally uploaded by Casa dell'Albero.

夏が終わらないうちに・・・。

イタリアからやってきたグラスにまずはマチェドニア。
季節のフルーツを何でも入れて作れるのが魅力です。
でもやっぱり夏が旬のデザートですので、あわてて作りました。

今回使ったフルーツは、キウィ、パイナップル、オレンジ、
巨峰、ブルーベリー。一口大に切ったこれらをレモン汁、
蜂蜜、白ワインで和え冷やしてなじませたら出来上がり。

お酒好きな方はリキュールを加えたり、お子さんにはもちろん
お酒なしで、と色々自由にできます。お砂糖を使うのがメジャー
なようですが、蜂蜜の甘さもとってもいい感じでした。

2009/08/19

葛饅頭(トマト餡入り)

長い間お休みをいただいておりました。
昨日より予定通り再開しています。
ご利用お待ちしてます。

実家で食べた葛饅頭。
葛がしっとり、もちっとしてとっても美味しかったです。
中に入っている餡がトマトで作られたものだったのも面白い。

2009/08/06

insalata di polpo


insalata di polpo, originally uploaded by Casa dell'Albero.

レシピページに新しいレシピを追加しました!
こちらでもご紹介した4品です。
夏にぴったりの料理ばかりですので、ぜひご覧ください。

さて、タコは大好きな食材のひとつで、わさび醤油で食べたり、
トマトソースで煮込んでパスタを和えたりしてよく食べます。

その中でも頻繁に登場するのがタコのカルパッチョ。
薄切りにしたタコにエクストラバージンオリーブオイル、レモン汁、
塩・黒コショウをふって、ディルやセルフィーユ、イタリアンパセリなどの
ハーブをのせて食べます。爽やかな香りとタコの旨みがたまらない
美味しさです。

今回は、さらにセロリを加えてサラダ仕立てにしました。
しゃきしゃきセロリの食感がさらに清涼感を与えてくれます。

オリーブオイルは、テヌータ・レ・セルヴェがお勧め。

お知らせ:
トップページにてご案内しておりますように、8月8日(土)~17日(月)まで
夏季休暇とさせていただきます。休み前のご注文最終受付は、7日(金)
16:00となっています。ご注文お待ちしております!

2009/07/31

spaghettini con patè di pomodoro, pancetta e cipolla

イタリアからやってきたこのお皿
やっぱりパスタを盛りたいな、と思って作ったのがこちら。

エクストラバージンオリーブオイルでみじん切りにしたニンニクと唐辛子を
炒め、色づいてきたら薄切りの玉ねぎとパンチェッタを加えて炒めます。
そこにドライトマトのペーストとパスタの茹で汁を加え、ざっと混ぜ合わせ
たら茹で上がったスパゲッティーニを入れて和えます。
イタリアンパセリのみじん切りをかけて出来上がり。

旨みがたっぷりのパスタ。
手軽にささっと作れてお勧めです。

オリーブオイルは強い風味が特徴のGiachiのプリモリオを。

2009/07/28

焼きあなご


焼きあなご, originally uploaded by Casa dell'Albero.

毎年、母が誕生日プレゼントを送ってくれます。
だいたい数週間前に電話で希望を聞かれ、そのとき欲しいものを
伝えると、それをプレゼントにしてくれるのです。
ちなみに去年はスリッパでした。

今年も『何が欲しい?』と聞かれ、悩むことしばし。
というのも、今月は自分自身へのプレゼントと称してこんなの
買ったりして物欲が満たされていたからです。
『食べたいものとかでもいいよ』と言われて、思わず出たのが
『下村の焼きあなご!』でした。

神戸にいたときはしょっちゅう食べていた、この焼きあなご。
なによりも香りがすばらしいのです。
そのままあたためなおして、わさびをちょこっとつけて食べると
真夏でも熱燗が欲しくなる。
そして私にとっての王道の食べ方は、出汁とあなごの頭を入れて
炊きあげたご飯に刻んだ焼きあなごをちらし、蒸らしてから三つ葉も
加えて混ぜ合わせた『あなごご飯』。あなごの香ばしい香り、甘み、
旨みが凝縮された悶絶する美味しさです。

通販でも手に入るのですが、このたびリクエストしてみました。

そして誕生日当日の今日、届きました。
ふたを開けると冷蔵で届いたのに、ふんわり上がるあの香り。
あぁ、ひとつ年とってよかった。やっぱり誕生日は最高です。

そうこうしていると、義妹からプレゼントが届きました。家族愛を感じる一日です・・・。

2009/07/27

frittata di edamame e granturco

夏といえば枝豆にビール!ですよね。
また茹でたてトウモロコシも夏の定番。
どちらも子供のころから大好きでした(あ、ビールは違いますよ)。

茹でただけでもちろん美味しいのだけれど、ちょっと目先を変えて
こんなのいかがでしょうか。

茹でた枝豆とトウモロコシを混ぜ込んだフリッタータです。
パルミジャーノ・レッジャーノも入れて、エクストラバージンオリーブオイルで
焼き上げました。

ゴロゴロ入った枝豆とトウモロコシが楽しいです。
オリーブオイルはGiachiのプリモリオを使いました。
しっかりした風味のこのオイルで焼くと、他になにもいらない出来上がりに
なります。

2009/07/24

fedelini freddi ai ricci di mare

むしっとする夏には、どうしても冷たいものが食べたくなります。
しかも食事の始まりにこんな冷製パスタを出したら、気分盛り
上がっちゃいます。

ウにのパスタはシチリアでよく食べられる料理ですが、海水漬けの良質なウニは
火を通さずに生で食べたくなるのが日本人の性。

茹でたフェデリーニを氷水で締めて、エクストラバージンオリーブオイル、
レモン汁、塩、刻んだシブレットでさっと和えてお皿に盛ったらウニを
のせます。オリーブオイルの風味と爽やかなレモンの香り、アクセントの
シブレット、そこに生ウニの旨みが加わります。
よくお寿司屋さんでウニにレモン汁と塩をかけて出してくれることが
ありますよね。その味を想像していただければよいかと。

今回使ったオリーブオイルは、テヌータ・レ・セルヴェです。
素材の邪魔をしないのはもちろんのこと、パスタに旨みを加え
ウニなしでも美味しい冷製パスタではないかな、とふと思ってしまった
くらいです。さらに贅沢ができるなら、ウニの代わりにキャビアでも
相当美味しいでしょうね。

2009/07/23

happy birthday to me


happy birthday to me, originally uploaded by Casa dell'Albero.

私事なのですが・・・。
7月は自分の誕生月です。

いくつになっても結構誕生日というのは嬉しいもので、7月は今でも
大好きな月です。

そして『もうすぐ誕生日だから』という理由で、色々買い物をしてしまうのも
7月。物欲がそんなに強いほうではないと思っているのですが、一年の
うちでこの一ヶ月だけは財布の紐が緩むようです。

そんなときにこちらのサイトを見たりしちゃいけなかったのですが・・・。
やっぱり買ってしまいました。

イタリアからはるばるやってきたアンティークの器にカトラリー、そしてグラス。

毎年恒例になってしまいそうで、ちょっと怖い(笑)。

2009/07/21

pagro alla griglia


pagro alla griglia, originally uploaded by Casa dell'Albero.

イワシが3回も続いたのに、またまた魚料理です・・・。

今日は真鯛を使った簡単美味しい一品。

真鯛に塩をふってグリルし、エクストラバージンオリーブオイルと
レモンをかけるだけ。まったくもってレシピとは言えないですね。

白身のお魚のグリルには、本当にテヌータ・レ・セルヴェが合います。
少し淡白な魚がうっすらとこのオリーブオイルをまとうと、上品なのに
力強い風味になるのです。ぜひお試しいただきたい一皿です。

2009/07/17

pasta con le sarde


pasta con le sarde, originally uploaded by Casa dell'Albero.

イワシ料理のトリを飾るのは、やっぱりスパゲッティでしょうか。

シチリアらしい素材満載のパスタです。

イワシは一口大にして塩・コショウし、エクストラバージンオリーブオイルで
ソテーしたら取り出しておきます。
エクストラバージンオリーブオイルを入れたフライパンにニンニクを入れ
加熱し、色づいてきたら茹で上がったスパゲッティ、松の実、レーズン、
パスタの茹で汁を加え味をみて塩・コショウし、最後にイワシを入れたら
さっと全体を混ぜて皿に盛り、フェンネル(またはディル)をたっぷり
散らします。

イワシに本当によく合う各素材。
シンプルなのに奥深い一皿です。
オリーブオイルはGiachiのドルチオリオを使用。
もちろんシチリアのオリーブオイルも間違いなくぴったりです。

2009/07/14

sarde sott'olio


sarde sott'olio, originally uploaded by Casa dell'Albero.

あつつつつ・・・。
暑いですねぇ。
それでもクーラーつけずにがんばっています。
『汗かいてもいいねん』、この精神で。

さて、たくさん買ったイワシ。
ご存知のように足が早いので、さっさと加工してしまうことに。

保存食にもなるオリーブオイルとワインビネガー漬けにしました。
こちらの本を参考にして便利そうだなと思った一品です。

開いたイワシに塩をふり、30分ほどおいたら水気をよくふいておき、
鍋に適当に切ったセロリ、ニンジン、玉ねぎを敷き、その上に
イワシを並べて白ワインを注ぎ10分程ワイン蒸しにします。
容器にエクストラバージンオリーブオイルと白ワインビネガーを
入れて充分冷ましたイワシを入れ、イタリアンパセリの
みじん切りとスライスした玉ねぎを上に散らしたら出来上がり。

一晩置いたくらいから食べごろです。
上記のレシピで作ったら目が覚めるような酸っぱさだったので(私は好きだけど)、
レーズンを甘みで加えてみました。少しまろやかになって食べやすかった
です。数日持ちますので、保存できるアンティパストとしてお勧め。

酸味に弱い相方は、修行僧のような顔で食べてました。

オリーブオイルは、Giachiのドルチオリオもいいですが、今回は
コッレ・デル・ジャッキを使いました。少ししっかりめのオイルが
合うように思います。

2009/07/09

sarde al beccafico


sarde al beccafico, originally uploaded by Casa dell'Albero.

イワシがずいぶん安い値段で出回っています。
旬がきた!という感じですね。

ということで、しばらくイワシ料理が続きます。

まずはシチリア料理のsarde al beccafico。
beccafico(ベッカフィーコ)とは、シチリアに住む野鳥らしく
出来上がりの形がベッカフィーコに似ていることから、この
名前がついたそうです。どんな形の鳥だろ。

見た目よりちょっと手間がかかりますが、作り方を・・・。

1. ニンニク、イタリアンパセリはみじん切りにする
2. フライパンにエクストラバージンオリーブオイル、ニンニクを
  入れて色づくまで加熱する
3. (2)にイタリアンパセリ、パン粉を入れてパラパラになるまで
  炒め、ボウルに移して冷ます
4. (3)に塩・コショウ、レーズン、松の実を加え混ぜる
5. バットなどにパン粉を散らし、開いたイワシの皮目を下にして
  (4)の詰め物を上にのせ強く押し付けたら、尾のほうへ巻き
  こみ楊枝でとめる
6. 天板か耐熱皿にオリーブオイルを少し塗り(5)を並べ、
  200℃~250℃の高温で10分~15分焼く
7. 食べるときにレモンを絞る

レーズンや松の実が入ることで、ぐっとシチリアの風味がします。
どの食材も相性がよくて、とっても美味しい。
トマトソースも何もつけず、表面のカリッとしたところを楽しんでください。

オリーブオイルはやっぱりGiachiのドルチオリオがお勧めです。

2009/07/07

fritti di HAMO


fritti di HAMO, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ハモは神戸にいるころよく食べました。
昔は祖母が落とし(湯引き)にしてくれ、梅肉で食べたものです。
また、市場ではハモの皮を焼いたものがクルクルと巻いて
輪ゴムでとめられて売っていました。これを細く刻んで塩もみした
きゅうりと三杯酢で食べるのが、父の夏の楽しみでした。

高級魚のイメージがあるハモですが、料亭などで食べない限りは
そんなでもなかったような。祇園祭のころが一番美味しくなると
言われ、価格もそのころがピークになるようです。

今までで一番美味しい食べ方だったのは、大阪のおすし屋さんで
出してもらった『あぶりハモのポン酢かけ』。こんがり焼かれたハモに
ポン酢とねぎがかけてあり、それはそれは美味しかったです。
近くに住んでいたときには、夏の間に一度食べに行く贅沢を楽しんで
いました。

関西ではスーパーでも買えるハモですが、こちらに越してきてからは
あまり見かけることがありませんでした。・・・が、ここにきてデパ地下の
鮮魚売り場に骨切りされたハモが並ぶように。早速買ってきてグリルし、
ポン酢で食べました。

結構手軽な値段だったので、再度買ってきて作ってみたのがフリット。
一口大に切ったハモにセモリナ粉をまぶし、エクストラバージン
オリーブオイルで揚げます。熱々に塩をふりレモンを絞って。
中はふんわり、外はカリッとして中々いけます。
我が家の夏の風物詩にしよう。

揚げ油に使ったのは、Giachiのドルチオリオ
カラッと風味豊かに揚がりますよ。

2009/07/06

risotto con le vongole


risotto con le vongole, originally uploaded by Casa dell'Albero.

先月は家にこもっての作業が1ヶ月続きました。
頭が疲弊してくると、美味しいものを食べたくなります。
疲れてなくても食べたくなりますが・・・汗。

美味しくってすぐに出来るもの、ということで『アサリのリゾット』を作りました。

1. エクストラバージンオリーブオイルとニンニクのみじん切りを加熱し、
  ニンニクが色づいてきたらアサリを入れ、白ワインを加え蓋をして
  アサリの口が開いたら取り出し、殻から外しておく
2. (1)のアサリを取り出した後に残った出汁に水を加えてのばす
3. 鍋にエクストラバージンオリーブオイルを入れ、みじん切りの玉ねぎを
  加えてよくソテーし、米も加えたら透明感が出るまで炒める
4. (3)に(2)のブロードを少しずつ加えて煮ていく(ブロードは熱くしておく)
5. 米がアルデンテの状態になったら、アサリの身とみじん切りのイタリアン
  パセリ、味をみて塩・コショウを加える

アサリの旨みと香りを米が含み、アサリはふっくら。
イタリアンパセリが全体を引き締めます。しみじみ美味しいリゾット、
ぜひお試しください。

オリーブオイルは、魚介類に合うGiachiのドルチオリオを。

2009/07/03

garganelli al sugo di pomodoro e salsiccia

そして、やっぱりやっときましょう、トマトソースで。
サルシッチャ入りです。

サルシッチャとみじん切りの玉ねぎをエクストラバージンオリーブ
オイルでソテーし、トマトソースに合わせます。
ローズマリーとタイムも入れて。

美味しかったですが、サルシッチャのパスタとしては前回作った
これのほうが好みでした。

2009/07/02

garganelli con ricotta e zucchine

ガルガネッリ一品目、リコッタとズッキーニに合わせて。

この料理は、イタリアで料理学校に通っていたときに習ったもの。
リコッタを詰め物にしたパスタは既に授業で作っていたのですが、
ソースにするのは初めてのことで、その美味しさにビックリしたものです。
作り方はとても簡単。

1. フライパンにエクストラバージンオリーブオイルとみじん切りにした
  ニンニクを入れ弱火で熱する
2. ニンニクが色づいたらズッキーニの半月切りを加えてソテーする
3. ズッキーニが柔らかくなったら、リコッタとみじん切りのイタリアン
  パセリ、茹で上がったガルガネッリ、茹で汁を加えて和える
4. 味をみて、塩・コショウを加える

生クリームで作るパスタより食感が軽いのに、深い味わいがあります。
今ではすっかり我が家の定番料理になりました。

オリーブオイルは、香り高いGiachiのプリモリオがよく合います。

2009/07/01

garganelli


garganelli, originally uploaded by Casa dell'Albero.

ガルガネッリは『鶏ののど』という意味。
エミリア・ロマーニャのショートパスタです。

手打ちでも簡単に作れるようですが、今回は乾燥を使って
2品作ってみました(ちなみに、手打ちで作るために先日
イタリア旅行に行っていた友人に頼んでニョッキの形成も
できる『rigagnocchi(リガニョッキ)』を買ってきてもらいました。
作るのが楽しみ・・・)。

2009/06/30

spaghetti con ragù di verdure

すっかり夏本番かと思われる暑さの晴れの翌日は、しとしとと雨が降り、
梅雨はまだ脱してないんだな、と思わせる今朝。
水不足は困るけど、やっぱり目覚めたときから青空が広がっていると
スカッとしますねぇ。早くそんな日が続かないかな。

年とともに、ますます野菜が美味しく感じられるようになりました。
今回はそんな野菜をたっぷり使ったパスタを。

細かく刻んだ野菜(玉ねぎ、セロリ、パプリカ、ズッキーニ)をエクストラ
バージンオリーブオイルでじっくり炒めてホールトマトと一緒に煮込みます。
パスタは少なめでソースをたっぷりからめて食べる感じで。
ミネストローネのような作り方で、パンチェッタなしでも旨みがいっぱい。

野菜の美味しさを引き出す、Giachiのプリモリオがぴったりですね。

2009/06/26

gramigna con salsiccia


gramigna con salsiccia, originally uploaded by Casa dell'Albero.

友達が数週間前イタリア旅行に行ってました。
ここに行くといいよ~、これが美味しいよ~とお節介にも
たくさん勝手にお勧めしたら、そのほとんどを制覇してきて
くれた、教えがいのあるかわいい友人です。

そして帰ってきて早々にお土産をくれました。
gramigna(グラミーニャ)というショートパスタ。
ジュゼッペ・コッコ製です。ジュゼッペ・コッコのパスタは
既に日本にも入っていて買えるのですが、また珍しい形状の
パスタを買ってきてくださいました。これは見たことないぞ。

調べてみたところ、グラミーニャはエミリア・ロマーニャの
パスタのようです。細くてくるんとカールしたパスタ。
中は穴があいています。スープで食べたりもするようですが、
サルシッチャで食べるのが最もポピュラーなようですので
作ってみました。

玉ねぎを粗みじん切りにしてエクストラバージンオリーブオイルで
透明になるまでソテーします。そこに手で崩したサルシッチャを
加え、木べらでさらに崩しながら火を通します。
サルシッチャに火が通ったら、白ワインをたっぷりめに加えて
蒸し煮のようにします。ローズマリーとタイムのみじん切り、味を
みて塩・コショウ(サルシッチャは結構塩辛いので)を加え、茹でた
グラミーニャを入れたら出来上がり。パルミジャーノをたっぷりかけて。

すんばらしく美味しかったです。
この器に盛り付けたら、さらに雰囲気が出ました。

オリーブオイルは、力強いGiachiのプリモリオがぴったり。

私信: 今度家に来てもらったときには、この料理も出すね~。
サルシッチャ冷凍庫でスタンバイさせてるから!

2009/06/25

spaghetti con zucchine


spaghetti con zucchine, originally uploaded by Casa dell'Albero.

今月は家の中でやる作業がありまして、気づいたら2日間家から
出ていない・・・なんてことも。2日ぶりくらいに地面を踏む感じは
結構面白いですよ。ちょっとふわっとして。

以前ご紹介したズッキーニのトマトソース・スパゲッティ
これにイタリアから『in rossoも美味しいけど、in biancoもお勧めよ~』と
コメントがありまして、敬意を表してその作り方に従ってみました。

エクストラバージンオリーブオイルで半月切りにスライスしたズッキーニを
ソテーし、塩・コショウ、茹で上がったスパゲッティを入れ、パルミジャーノ・
レッジャーノをたっぷりめに。

ニンニクも入れないんだねぇと思いながら食べてみましたが、全ての
素材の味がして美味!それだけに素材の良さが問われる一皿でも
ありました。シンプルゆえ、使うオイルはGiachiのプリモリオがお勧め。

ちなみにこの料理を教えてくれたのは北イタリアの人。
らしいですよね。

それにしても、盛り付けたお皿、素敵すぎます。
料理が優雅に見えたりします(気のせいですか?)・・・。